【美容外科専門医が解説】裏ハムラ法のダウンタイムは何日?腫れのピーク・仕事復帰の目安を4名の症例写真で比較

「裏ハムラ法のダウンタイムは何日くらい?」
「腫れのピークはいつ?」
「仕事は何日休めば良い?」

裏ハムラ法を検討している患者様から、こうした質問をよくいただきます。
ダウンタイムについて調べると、さまざまな情報が出てきますが、実際にどのくらい腫れるのか、自分の場合はどうなるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

今回は、当院で裏ハムラ法を受けた4名の患者様のダウンタイムを、実際の症例写真で比較します。
同じ手術を受けても、術後の見た目や回復の過程は一人ひとり異なります。
手術直後から術後3か月までの経過を通して、腫れや内出血がどのように変化していくのか詳しくご紹介します。

ダウンタイムが心配で手術を迷っている方に、術後の経過を具体的にイメージしていただければと思います。

※術後の腫れや内出血、回復までの期間には個人差があります。本記事で紹介する症例と同様の経過になることを保証するものではありません。

結論|裏ハムラ法のダウンタイムはどのくらい?

裏ハムラ法のダウンタイムには個人差がありますが、当院では仕事のお休みを5日〜1週間程度取られる方が多くいらっしゃいます。
職場でマスクを着用できる場合は、多少の腫れや内出血が残っていても仕事に復帰しやすくなります。

一方、接客業などマスクを外す必要があり、できるだけ周囲に気づかれにくい状態で復帰したい場合は、2週間程度余裕をみておくとよいでしょう。
腫れは手術直後よりも翌日以降に目立つことがあり、術後2〜3日頃は腫れ・むくみ・内出血が気になりやすい時期です。

ただし、
「1週間経った=腫れがなくなる」
「2週間経った=完成」

という意味ではありません。

術後1か月でも腫れが残ることがあり、落ち着くまでにはさらに時間がかかる場合もあります。
そのため、仕事に復帰できる時期と、腫れが落ち着くまでの期間は分けて考えることが大切です。

【4名比較】全員同じ「裏ハムラ法・術後3日目」です

裏ハムラ法 術後3日目の4名の比較写真(腫れ・内出血の程度の違い)

こちらの4名は、全員当院で裏ハムラ法を受けた患者様です。今回は左からAさん・Bさん・Cさん・Dさんとしてご紹介します。
写真はすべて術後3日目です。

写真を見比べると、比較的腫れが少なく見える方もいれば、Bさんのように内出血が強く出ている方もいます。
同じ手術を受け、同じ日数が経過していても、見た目にはこれほど違いがあります。
ここからは、実際の症例写真をもとに、術後の腫れや内出血がどのように変化していくのか、時系列で見ていきましょう。

裏ハムラ法のダウンタイムを時系列で比較

手術直後|あとから腫れることがあります

【手術前】
裏ハムラ法 手術前の4名の目元(目の下のふくらみ・クマ)

【手術直後】
裏ハムラ法 手術直後の4名の目元

手術直後の写真を見ると、
「思っていたより腫れていない」と感じる方もいると思います。
実際、手術が終わって鏡を見た患者様から「思っていたより大丈夫です」と言われることもあります。

ただし、手術直後の状態だけでは、その後どの程度腫れるのかは判断できません。

術後1日目|手術直後より腫れることもあります

裏ハムラ法 術後1日目の4名の目元(テープ固定中の腫れ)

術後1日目になると、手術直後より目元が腫れて見える方もいます。
朝起きて鏡を見たときに、
「昨日より腫れているけれど大丈夫?」
と不安になる方もいらっしゃいます。

術後2〜3日目|腫れ・むくみ・内出血が気になりやすい時期

裏ハムラ法 術後2日目の4名の目元(腫れ・むくみ)

裏ハムラ法 術後3日目の4名の目元(腫れ・むくみ・内出血)

術後2〜3日になると、腫れやむくみ、内出血などがピークで目立ちやすい時期です。
実際に患者様から、
「目の下が膨らんでいる」
「涙袋がなくなったように見える」
「左右差がある」
と相談されることがあります。

こうした見た目の変化には、術後の腫れやむくみが影響している場合があります。この時期の見た目が、そのまま最終的な仕上がりになるわけではありません。

内出血が強く出たBさんの経過

裏ハムラ法 内出血が強く出た症例の経過(術後3日・4日・6日・7日)

4名の中でもBさんは、内出血が強く出た症例です。
術後3日目には、目元に赤紫色の内出血が目立っています。

内出血はずっと同じ色のまま続くわけではなく、経過の中で赤紫色から黄色っぽい色などへ変化しながら、少しずつ目立たなくなることがあります。
Bさんについても、術後4日、6日、7日と経過するにつれて内出血の色が変化していきました。

術後1週間|腫れや内出血が残ることも

裏ハムラ法 術後7日目の4名の目元(腫れ・内出血の残り方の違い)

術後1週間になると、術後早期と比べて少しずつ落ち着いてきます。
ただし、今回の4名の症例でも、術後1週間の時点で腫れや内出血が残っている方がいます。

術後2週間|見た目が自然になってくる時期

裏ハムラ法 術後2週間の4名の目元

術後2週間ほど経過すると、1週間時点と比べて見た目が自然になってくる方もいます。
一方で、ご本人は、
「まだ少しむくんでいる」
「左右差が気になる」
「触ると硬い感じがする」
など、細かな変化が気になることがあります。

裏ハムラ法で1か月経っても腫れているのは失敗?

裏ハムラ法 術後1か月の4名の目元

術後1か月で腫れが残っているという理由だけで、失敗と判断することはできません。当院では、裏ハムラ法の完成の目安を術後3〜6か月とお伝えしています。
今回の4名では、Cさんに注目してください。
他の3名と比較すると、Cさんは術後1か月になっても目の下に腫れ感が残っています。

自分だけこの状態だったら、
「他の人はもう自然なのに、私だけおかしい?」
「この腫れはずっと残る?」
と心配になるかもしれません。
実際にCさんがその後どのように変化したのか、3か月後と比較してみましょう。

術後3か月|1か月時点からさらに変化したCさん

裏ハムラ法 術後1か月と3か月の比較(目の下の腫れ感が落ち着いていく経過)

こちらがCさんの術後3か月です。
術後1か月と3か月を比較すると、1か月時点で残っていた目の下の腫れ感が、3か月ではさらに落ち着いていることが分かります。

【術前】
裏ハムラ法 術前の4名の目元

【手術1か月後】
裏ハムラ法 手術1か月後の4名の目元

【手術3ヶ月後】
裏ハムラ法 手術3か月後の4名の目元(腫れが落ち着いた状態)

なぜ裏ハムラ法のダウンタイムには個人差があるの?

同じ裏ハムラ法を受けても、腫れ・むくみ・内出血の程度や、落ち着くまでの期間は個人差があります。
もともとの目元の状態や手術内容、体質など、さまざまな要因が関係するためです。

裏ハムラ法では、目の下の脂肪を移動させるために組織を剥離します。その剥離範囲や脂肪の移動量なども、術後の腫れや内出血に影響する要因の一つです。
また、目の周囲の皮下脂肪の量や、もともとのむくみやすさなどによっても、腫れの目立ち方や落ち着くまでの期間が異なる場合があります。

今回の4名でも、Bさんは内出血が強く出た一方、Cさんは腫れが比較的ゆっくりと落ち着きました。

裏ハムラ法のダウンタイムを少しでも穏やかに過ごすには?

まず大切なのは、手術を受けたクリニックから案内された術後の過ごし方を守ることです。
当院では術後早期は目元を適切に冷やし、無理をせず過ごしていただくようご案内しています。ただし、長期間冷やし続ければよいわけではないため、その後の過ごし方や切り替えるタイミングは担当医の指示に従ってください。
また術後早期は、飲酒・サウナ・長時間の入浴・激しい運動など、血流が大きく増える行動は控えます。水分をしっかり摂り、塩分を摂りすぎないなど、むくみに配慮した生活を心がけることも大切です。

「早く治すために特別なことをする」というより、身体が回復していくのを邪魔しないように過ごすことがポイントです。
冷却や入浴、運動、食事など、ダウンタイム中の具体的な過ごし方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

裏ハムラ法のダウンタイムについてよくある質問

Q. 裏ハムラ法の術後、涙袋がなくなったように見えるのはなぜですか?

術後早期は腫れやむくみの影響で、涙袋が一時的に分かりにくく見えることがあります。早い段階で完成形を判断せず、経過を見ることが大切です。

Q. 裏ハムラ法の術後に左右差が出ることはありますか?

術後早期には、左右で腫れやむくみの程度が異なり、左右差があるように見えることがあります。ただし左右差の原因はさまざまですので、気になる場合には担当医へ相談してください。

Q. 裏ハムラ法の術後に複視が出ることはありますか?

裏ハムラ法の術後に、物が二重に見える「複視」が生じることがあります。
一時的にみられる場合もありますが、複視の原因や経過はさまざまです。
物が二重に見える、目を動かしにくいなどの症状がある場合は、自己判断で様子を見続けず、手術を受けたクリニックや担当医へ速やかにご相談ください。

裏ハムラ法のダウンタイムが心配な方へ

「仕事を何日休めばいい?」
「自分の場合はどのくらい腫れそう?」
「大切な予定があるけれど、いつ手術を受けるのがいい?」

裏ハムラ法を受けたい気持ちはあっても、ダウンタイムを考えると、なかなか一歩を踏み出せないという方もいらっしゃると思います。
特にお仕事やご家族との予定があると、「何日休めば大丈夫」という目安だけでは決めきれないこともあります。
当院では、実際の目元の状態だけでなく、お仕事や大切なご予定、どの程度のダウンタイムなら許容できるかまで伺いながら、無理のない手術時期を一緒に考えています。

カウンセリングを受けたからといって、その場で手術を決める必要はありません。
「自分の場合はどのくらいのダウンタイムを考えておけばいい?」というご相談だけでも大丈夫です。

不安なことを一つずつ確認したうえで、納得して治療を選んでいただければと思います。
まずはカウンセリングでお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

外崎 麻里 医師

統括医師 外崎 麻里

日本美容外科学会(JSAPS)認定の美容外科専門医。形成外科専門医を併せ持つ、日本で19名の女性医師の一人。大学病院で形成外科を研鑽した後、大手美容外科の院長を務めた後モティーフ銀座クリニックを開院。豊富な臨床経験に基づいた、丁寧で繊細な施術が信条。特に二重整形やクマ取りなどの目周りの施術、エイジングケア治療を得意とする。医学的根拠に基づいた的確な診断と、女性ならではの視点で患者様の悩みに寄り添う。

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