ヒアルロン酸2ccでどこまで変わる?

モティーフ銀座クリニック、美容外科専門医の外崎麻里です。
今回は、「ヒアルロン酸2ccでどこまで変わるのか!」について少しお話ししたいと思います。

ヒアルロン酸2ccってどのくらい?

私も大好きで、実際に施術を受けているヒアルロン酸治療。
そもそもヒアルロン酸2ccってどれぐらいか想像つきますか?
そんなに入れると怖そう、、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ヒアルロン酸2ccはブルーベリー2個分です(1ccが一個分です)。

当院で行うヒアルロン酸リフトは一か所大体0.2cc前後を、お肉の柱になっている靭帯を支えるように細かく分けて注入し、リフトアップします。
打つ回数は10数回以上になることもありますが、それでいて痛みはかなり少ないです。

一か所に多くのヒアルロン酸を打つのではなく、解剖学的にポイントとなる位置に細かく繊細に打っていくことで、ぼこついたり、顔が大きくなることがありません。
さて、この打ち方でヒアルロン酸2ccを注入するとどこまで変わるでしょう。

ヒアルロン酸注入の症例のご紹介

今回はほうれい線が深いことを悩んでご来院いただいた患者様の症例を2例提示していきたいと思います。
私はほうれい線のお悩みを持っている患者さんにお会いしたとき「このほうれい線はなぜ目立っているのかな?」ということを考えながら診察しています。

☑ほうれい線の上の頬のお肉が下がって雪崩が起きているのか?
☑ほうれい線の土台である骨がやせていることによるのか?
☑ほうれい線の皮膚表面のシワが深いから?

大体のタイプの方はこれらが組み合わさっています。

40代後半の患者様の症例

こちらの症例の患者様は40代後半の患者様でほうれい線が目立つとのことでヒアルロン酸治療を希望されました。
症例の患者さんは上記の状態が3つとも組み合わさっていました。
このような方に、ほうれい線のみにヒアルロン酸をいれるとお顔の重心がさがってしまい、ほうれい線の段差はなくなったけどなんか不自然、、、という結果になりかねません。

青い〇印の部分にピンポイントで注入しリフトアップするように。
青線周囲は土台の底上げ目的に注入しました。

ビフォアアフターがこちらです。自然なリフトアップ効果が得られていますよね。
ほうれい線が目立たなくなり、若返り、元気な印象になったと思います。

30代前半の患者様の症例

次の患者さんは30代前半の患者様、同じくほうれい線が目立つと来院されました。
この方はほうれい線の土台である骨格ややせていることによりほうれい線が目立つタイプ。
なので土台の底上げが必要になります。

こちらの患者様にはいわゆる「貴族注射」と呼ばれる、鼻翼基部にヒアルロン酸を注入し土台の底上げを行いました。
同時に、顎にもヒアルロン酸を注入することで、フェイスラインがしっかりして洗練された印象になりました。

当院が目指すヒアルロン酸治療

私がヒアルロン酸治療を大好きな理由は、レフ板をあてたような、内側からでるハリ感を実感できるところ。
それは、ハイライトでは作れないようなライティングなんです。
ただし、大人の女性にはヒアルロン酸の入れすぎは禁です!

私の目指すヒアルロン酸治療は、「自然に、上品にリフトされ、洗練された」仕上がりです。

そのためには、どうして今このたるみが起きているのか、足し引きのバランスのアセスメントが大事です。
「先生ほうれい線が気になります」という質問に対して、「ほうれい線ヒアルロン酸で目立たないようにしましょう」としかご案内できないお医者さんを目の前にしたら、ちょーっと考えてみてくださいね。

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