「整形はバレたくない」40代・50代のための自然なクマ治療とは?“なんか若返った?”と言われる、バレずに印象が変わる目元整形の選び方

2025.09.06 美容医療

若返りたい、でもバレたくない」──慎重な大人女性のための美容整形

40代・50代の患者さまからよく聞くのが、「若返りたいけど整形っぽくなるのは嫌」「不自然だったらどうしよう」という声。

私のもとに相談にいらっしゃる40〜50代の患者さまは、人生経験も豊富で美意識も高く、冷静で慎重な方が多いです。
若い頃のような“劇的な変化”よりも、「あれ?最近元気そう」「なんか印象が明るくなった?」と自然に見える変化を求めていらっしゃるのです。

だからこそ、「自然だけど、しっかり変わる」。そんな治療の選択肢を求めている方が多いのだと思います。実際に、私のもとにいらっしゃる40代・50代の方の多くが、「やりすぎず、けれど後悔しない変化」を求めて治療を検討されています。

では、そうした方々に合う治療法とは、具体的にどんな選択肢があるのでしょうか──?

「脂肪を取る・入れる」だけでは戻ってしまう──40代からのクマ治療で見落としがちなこと

一般的に知られているクマ治療の多くは、

  • 脱脂(脂肪を取る)
  • 注入(脂肪やヒアルロン酸を入れる)

この「取る・入れる」だけの治療は、構造的な改善を伴わないため、クマが戻ってしまったり、凹凸やたるみが残る、不自然な仕上がりになる可能性があります。

美容医療において勘違いされやすいのは、「ダウンタイムが軽い=自然な仕上がり」ではない、ということなんです。
本当に自然で美しい仕上がりを目指すには、見た目以上に精密で繊細な作業が必要になります。特に40代以降の方の場合、 目の下の脂肪の位置や量、靭帯や筋肉のゆるみ、皮膚の厚みや質感まで、すべてが複雑に関係しあって「クマ」や「老け見え」が形づくられているため、それらを構造的に立て直すには、丁寧な手技と正確な判断が不可欠なのです。

クマの構造ごと整える、脂肪を捨てるよりも活かすのが自然な若返りの近道

そのため私は、40代以降の方には「脂肪を入れる治療」よりも「今ある脂肪を活かす治療」をご提案しています。

脂肪注入は、一見すると簡単そうに思えるかもしれません。
ですが、40代を過ぎると…

  • 脂肪の定着が不安定になる
  • 定着しなかった場合、凹凸やムラが生じやすい
  • リカバリー(やり直し)が非常に難しい

といったデメリットが出やすくなります。

そこで有効なのが、脂肪を取らずに再配置する「ハムラ法」です。
とくに「裏ハムラ法」は皮膚を切らずに脂肪を活かしてクマの原因を根本から改善でき、構造的な若返りが可能になります。

  • 脂肪を活かすので不自然になりにくい
  • 再発しづらく、長期的にも安定しやすい
  • 自分の組織を残しているため、万が一のときもリカバリーしやすい

まさに、自然な見た目・長期の安定・修正の選択肢のすべてを兼ね備えた方法です。

ハムラ法の長期経過の理由を知りたい方はこちらのブログを読んでください。

裏ハムラ法だけで足りる?40~50代は切る切らないの葛藤世代

ですが、実際は40代後半〜50代になってくると、「裏ハムラ法で目の下の凹凸を整えるだけでは何か物足りない」と感じるケースもあります。

例えば…

  • 目元はすっきりしたけど、頬や中顔面が少しさみしい
  • 脂肪の凹凸は改善したのに、全体のハリ感やつながりに違和感がある

それは、加齢により皮膚や筋肉のたるみも同時に進行しているから
そこでおすすめなのが、裏ハムラ法と組み合わせて行う「ミニ眼輪筋リフト」です。

これは、裏ハムラ法で目の下の脂肪を整えた上で、目尻に小切開を加え、皮膚や筋肉のゆるみを優しく引き上げる手術です。

  • ごく小さな切開で負担を抑えながら
  • 中顔面〜頬にかけての“ハリとつながり”を補う
  • 裏ハムラ法だけでは得られない、立体感のある若々しさを実現

いわば、「ミニフェイスリフトの目元版」のようなイメージで、
切らずにできる治療だけでは足りない変化を、最小限の侵襲でプラスできるのが特徴です。

症例で見る「バレないけど印象が変わる」自然な変化

実際に治療を受けられた40代・50代の方の症例をご紹介します。

「派手な変化じゃないのに、全体の印象が明るく若返る」──

そんなお声をいただいた症例です。

《症例写真①》裏ハムラ法単独

40代女性・目の下の影が強く疲れて見える印象でしたが、術後3ヶ月。目の下の凹凸がなだらかになり、疲れて見える印象が自然に解消。周囲に気づかれず「最近元気そう!」と言われたと喜ばれました。

《症例写真②》裏ハムラ法+ミニ眼輪筋リフト

50代女性・手術前は目の下のたるみと、ㇵの字の凹み、頬のたるみとのっぺり感が気になっていたそうです。 術後1ヶ月でまだ腫脹が4割程度残っている状態ですが、目の下〜中顔面にかけてハリが出て、全体の印象が若々しくなりました。

実は私も──「整形っぽさなく変わる」は本当に叶うのか、体験してみて

実は、私自身も裏ハムラ法を自分で受けています。

手術をする前は、医師であってもやっぱり不安がありました。
「腫れはどのくらい?」「本当に“バレない”の?」「仕事はいつからできる?」など、
患者さまと同じように、気になることがいくつもありました。

そこで、実際に受けてみて私が感じたことを率直にまとめてみます。

ダウンタイム中に気をつけたこと

  • 術後3日間はしっかり冷やすこと(腫れ・内出血を抑えるため)
  • 人前に出る予定は1週間は空けておく(念のため)
  • むくみ防止のため、塩分控えめな食事と良質な睡眠を意識

経過のリアル

《私の経過写真》
術前〜術後1週間〜10日後の変化を、目元中心に記録しています。
「クマがあった頃の顔に戻りたくない」と本気で思えたのは、手術後が自然で、しかも「気づかれない変化」だったからかもしれません。

■手術前
クマは強いほうではありませんでしたが、疲れている?寝てないの?といわれることが多く、将来的なクマの悩みからも早く解放されたかったため手術を決意しました。

■術後3日目
この時が一番ピークで腫れていたと思います。腫れは強いものの、マスクで概ね隠すことができます。4日後以降は腫脹が引いていくのを感じました。

■術後1週間
腫脹はあるものの、仕事復帰には全く支障がなかったです。眼周りの腫れが引いてくるとともに口周りに腫れが移動しているのがわかります。

■手術後1か月
知人に「最近元気そうだね!」と言われたが、整形とは気づかれず。「あれ?最近肌きれい?」と言われたとき、
内心で“よし!”と思ったのはここだけの話です(笑)

まとめ:大人世代の「バレずに変わる」は、戦略的に叶える時代へ

40代~50代の美容整形は、劇的な変化ではなくてもいい。
でも、「何となく…」ではもったいない。

裏ハムラ法やミニ眼輪筋リフトのように、構造を理解し、年齢ごとの変化に合わせた施術を選ぶことで、自然だけれど確実な「若返り」が叶えられます。

40代・50代の「変わりたいけど、バレたくない」そんな本音を、無理せず受け止めてくれる治療法──
それが私のご提案するアプローチです。

カウンセリングのご案内

「自分にはどんな治療が合うのか分からない」
「切るのは怖いけど、注入だけでは物足りない」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

無理に治療をおすすめすることはありません。
あなたに合った自然な選択肢を、一緒に見つけましょう。

この記事を書いた人

外崎 麻里 医師

統括医師 外崎 麻里

日本美容外科学会(JSAPS)認定の美容外科専門医。形成外科専門医を併せ持つ、日本で19名の女性医師の一人。大学病院で形成外科を研鑽した後、大手美容外科の院長を務めた後モティーフ銀座クリニックを開院。豊富な臨床経験に基づいた、丁寧で繊細な施術が信条。特に二重整形やクマ取りなどの目周りの施術、エイジングケア治療を得意とする。医学的根拠に基づいた的確な診断と、女性ならではの視点で患者様の悩みに寄り添う。

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