モティーフ銀座クリニックの外崎麻里です。そろそろ梅雨の時期に入りますね。
当院では夏の手術シーズンに向けて、例年通り、クマ取り手術のご相談が多くなっており
ます。
今回は実際に手術を受けた後のダウンタイムの過ごし方5~7日程度までのお勧めの過ごし方について解説していきます。
前回のブログでも解説したように裏ハムラ法のダウンタイムは5日間までは腫れのピーク、大きなものが落ち着くのは2週間程度です。
表ハムラ法の場合はこちらの経過に内出血がプラスされることが多いです。
経結膜脱脂手術であれば、3日間程度で腫れのピークを越え、大きなものが落ち着くのは7〜10日間です。
ダウンタイムの過ごし方によって、美容整形が周囲にバレる事を防いだり早く腫れを引かせてダウンタイムを終わらせる事にもつながります。
もちろんクマ取り治療以外の全ての手術のダウンタイムに共通する項目になりますので、何らかの施術後のダウンタイム真っ最中の方はぜひ参考にされてみてください。
ダウンタイム中のお勧めな過ごし方
食事編
これは施術後はもちろんなんですが、施術1、2日前から茹でた野菜とタンパク質など、塩分の控えめな食事をお勧めします。
特に、タンパク質はしっかりとった方が良いです。
施術は一種の怪我と同じ状態ですから、傷をしっかり治せるように栄養はしっかり取りましょう。
睡眠編
手術後はよく休みましょう。寝ると腫れちゃうから起きているという方がたまにいらっしゃいますが、よくないです。
規則正しく生活をして、その際は頭を高くして寝ましょう。
冷やし・温め編
施術後から2日間は患部を冷やしてください。これは初速が大事なので、施術直後から帰り道からでもできるようなら少しづつ冷やして帰るのがお勧めです。
家でお休みになられるまで時間がかかる方は、当院ではアイスノンをもってきていただければ、院内にいる間はクリニックの冷凍庫で保存することもできますので、ぜひお声かけください。なお、冷えピタは効かないです。
施術後3〜4日間で内出血が広がらなくなれば、ホットタオルなどで温める事をお勧めします。
お風呂も手術後2、3日はシャワー浴をおすすめします。本格的な長湯は最低でも1週間後から。糸がついている場合は抜糸後からにしましょう。
運動編
手術後3~4日間で腫脹の悪化がなければ、少しづつ歩いたり体の循環がよくなることをすると腫れが引きやすいです。
強度の低い運動、例えば30分程度のウォーキングなどがよいです。身体を動かすことは心の安定にも役立ちます。
ダウンタイム中は気分が落ち込みやすいものです。公園で美しい景色を楽しんだり、適度に日光を浴びて心を落ち着かせることで、ダウンタイムを前向きに乗り切ることが重要です。
筋肉トレーニングは再度出血する可能性がありますので、本格的に再開するのは手術2週間後以降が良いです。
飲酒・喫煙編
基本的にダウンタイム中は飲酒はNGです。できれば手術後2週間後から再開しましょう。
喫煙は美容手術を行う様であれば手術前から禁煙するのがベストです。喫煙により傷が感染しやすかったり、傷の治りが遅くなったりなど不利益なことばかりなためです。
マインド編
鏡をあまり見ないこと。2、3日ではあまり変化はありません。もちろん腫脹が強ければ、身体の変化に心がついていかず、不安になりやすいです。スマートフォンは一旦見ないでおきましょう。あれこれ調べず信じて待つマインドが大事です。
補助治療編
当院では、ダウンタイムが心配な方に向けて、当院ではむくみを改させる漢方薬や内出血を早く効かせるクリームを補助的にお勧めしたりしています。
五苓散:むくみ改善に効果があります。
治打撲一方:術後の腫れ、内出血を早く引かせる効果があります。
ケラスキンクリーム:内出血を早期に改善する特許取得の治療薬です。
ケラスキンの主成分であるラクトフェリンには 鉄と結合して排出する作用(鉄キレート作用)が 非常に強く、内出血の色を早く消す作用があります。
今回はクマ取り整形のダウンタイム中の過ごし方について解説しました。
どうすればダウンタイムが早く引くかお分かりいただけましたでしょうか?
まとめると、健康的な食事と規則正しい生活が基盤になる、ということですね。
ダウンタイム中、迷う時や心配なときもあるかと思います。
当院で施術された方はご連絡をください。自分で調べるよりも解決が早いことが多いです。
ダウンタイムも安心して過ごせるよう、手術後もしっかりサポートをさせていただきたいと思っております。
ささいなことでも遠慮せず、連絡をくださいね。