二重埋没法どうやって決めたらいい?【第一弾】

モティーフ銀座クリニック、美容外科専門医の外崎麻里です。

二重埋没法はダウンタイムが少なく二重になれる施術としてとても人気です。
いろんなクリニックがいろんな名前でメニューを出しており、どんな風に選んだらいいかわからない!という方が多くいらっしゃると思います。
そのような方に向けてわかりやすく説明したいと思います。

二重埋没法で注目する3つのポイント

二重埋没法で注目してほしい点は以下の3つ。

☑どこの部分に糸をかけて二重を作るか。
☑糸玉がどこにくるか。
☑二重の線を点で留めるか線で留めるか。

長くなってしまうので、3つのポイントを3回に分けて説明していきます。
今回はまず一つ目、「どこの部分に糸をかけて二重を作るか。」

挙筋法と瞼板法の違い

実は数々のクリニックがいろんな横文字を使ったりしていますが、どこにあるクリニックの二重埋没法も大きくわけて以下の2つに分かれます。
それは、挙筋法か瞼板法。

まつ毛の際の固い板(瞼板)に糸をかけて二重を作る場合は瞼板法。
その奥の眼を上げる筋肉(挙筋)に糸をかけて二重を作る場合は挙筋法です。

瞼板はこちら↓、小学生のとき男の子たちがよく裏返しをして遊んでた、アレです。

糸をかける位置によって名前が違います。
どちらがいいってことはありません。
それぞれメリットデメリット(リスク)がありますので説明していきますね。

挙筋法のメリットとデメリット

そもそも目元の二重ってなんでできるのか?簡単にいうと皮膚と挙筋の膜の一部が皮膚の下で繋がってできるのが二重になります。
生まれつきの二重に近い構造を作っている方法は挙筋法です。
それゆえ、腫れづらくて食い込みがなじみやすい。
解剖学的な場所を考えると幅狭い二重を作りたい場合は向いていないことがあります。
また、目を開けたときのまつげの際を引き込む感じがでやすいのは挙筋法だと思います。

瞼板法のメリットとデメリット

一方で瞼板法の一番のメリットは固定力。
ただ、挙筋法に比べて食い込みが強く出やすく、腫れやすい。
そして幅広い二重を作りたい人には向いていないです。
まぶたの皮膚の糸のぽこつきは挙筋法より出ずらいです。

合併症について

それぞれの合併症についても知っておきたいところですよね。
大きな合併症には私は出会ったことはないのですが、世界的に報告があるものは以下の通り。

挙筋法のリスクは医原性眼瞼下垂(お目見えしたことがありませんが)、かなりまれですが眼瞼痙攣がでることがあるといわれています。
ですので、目の開きが悪い方や、目が重たくなりやすい方には挙筋法はすすめません。

瞼板法のリスクは角膜の違和感がでやすいと言われています。
ドライアイがある方は症状が一時的に悪化する可能性がございます。

何を重要視するかでお選びください

ここまで読んでみてどちらを選べばいいか迷ってしまう人は、二重埋没法をするにあたって、何を重要視するか紙に書き出してみるといいです。
ひとまず重要視する項目を書き出して、その中でどれを優先するのか順位だててみると決めやすいかもしれないです。
結局のところ決められない!という方もカウンセリングで一緒に決めていきましょう。

以下、表をまとめてみました。
二重埋没法をご検討されている方の参考になれば、と思います。

モニターキャンペーンモニターキャンペーン
PAGE TOP